「OCGFP」とは

OCGFP設立の経緯と概要

大阪家庭医療・総合診療センター(OCGFP)は、大阪民医連家庭医療後期研修プログラム「なごみ」を前身として、2012年4月より新たに生まれ変わりました。

当プログラムは、複数の家庭医療教育診療所と総合診療科・ERの充実した中小規模病院を持ち、他科研修においても大阪府下でも指折りの研修施設と連携しています。3年間を通じて診療所での外来・訪問診療を継続することにより、地域に根ざす家庭医・総合診療医として成長できることが特徴です。

2018年より開始した新専門医制度にも対応するとともに、大阪家庭医療・総合診療センター(OCGFP)を改称し、家庭医・総合診療医の育成を行っています。

活動内容

家庭医療専門医9名をふくむ指導医陣と専攻医7名で、日々充実した診療と研修に当たっています。

OCGFPの主な活動は、教育診療所やセンタ-病院での外来・病棟診療・在宅訪問診療、そして専攻医の振り返り、地域住民と協働での健康増進活動です。臨床研究や学会・セミナー発表など、学術的な活動も進めています。

教育

専攻医の教育にはとくに力を入れており、毎週指導医とレジデントによる振り返り・カンファレンスを開催しています。

ここでは、日々の診療における疑問・悩みの解決や、家庭医療・総合診療を学ぶ上で大切なコアレクチャー、ポートフォリオ作成指導を行い、レジデントの生涯教育と専門医取得のための技術の習得を継続的に支援しています。

OCGFPマップ

大阪医科大学附属病院 ファミリークリニックなごみ ファミリークリニックあい コープおおさか病院 西淀病院 たいしょう生協診療所 はなぞの生協診療所 東大阪生協病院 耳原総合病院 更別村国民健康保険診療所 寿都診療所 上川医療センター くわみず病院

Mission 7

私たちは、「Mission7 (ミッション・セブン)」をコンセプトに展開しています。

Mission seven
  • 地域の幸福追求
    地域のネットワークの一員として、健康度を向上し住民の幸福を追求します。
    地域のネットワークの一員として、健康度を向上し住民の幸福を追求します。
  • ライフワークバランス
    楽しくやりがいをもって働ける職場づくりを目指します。
    楽しくやりがいをもって働ける職場づくりを目指します。
  • 多職種連携
    看護師、多職種の方と協働しともに学び、患者さんの医療とケアの質を向上します。
    看護師、多職種の方と協働しともに学び、患者さんの医療とケアの質を向上します。
  • 教育・育成
    都市部を中心に活躍できる高度なプライマリ・ケア能力を持った家庭医を育成します。
    都市部を中心に活躍できる高度なプライマリ・ケア能力を持った家庭医を育成します。
  • 家庭医療医学の普及
    医学生や初期研修医、家庭医以外の医師にも家庭医療学を学ぶ機会を提供し普及に努めます。
    医学生や初期研修医、家庭医以外の医師にも家庭医療学を学ぶ機会を提供し普及に努めます。
  • 基本的な医療原則
    予防を重視し、過度に検査や投薬に頼らず、患者さんに害を与えないことを重視します。
    予防を重視し、過度に検査や投薬に頼らず、患者さんに害を与えないことを重視します。
  • 世界的視野
    世界的な広い視野を持ってプライマリ・ケアを行います。
    世界的な広い視野を持ってプライマリ・ケアを行います。